令和4年12月発行 若草だより
- 2022/12/24
令和3年度第1学期も残すところ10日余りとなりました。保護者の皆様には常日頃より学園の運営に温かいご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。大切なお子様をお預かりさせて頂くことで、共に過ごし共に楽しみ共に悩む。。。そのような貴重な時間を過ごせることが、職員一同何よりの喜びであります。この『若草だより』では、お子様のより良い園生活や成長に繋がることを願い、理事長園長がその時々に感じている事を綴っていこうと考えています。年に数回ではありますが、お付き合い下さいませ。
さて、この一学期は家族について考えさせられる出来事が幾つも起きました。私事にはなりますが、母である先代理事長梅﨑照香(以下、先代)と、娘である私梅﨑佐和について振り返ってみようと思います。恥ずかしいのですけれど、誤解を恐れずにお話しさせて下さい。
先代は学園運営・家事育児以外にも、姑との同居・初代理事長井上孫造はじめ実家の親類の議員活動の応援等々、何足もの草鞋を履いておりましたので、私に対して『問題を起こさなければ、どうぞご自由に』という構えであると同時に、『自分で決め自分で責任をとれる範囲で行動すること』を期待しておりました。そのお陰!?か、私は物心ついた頃から三蔵法師の手のひらでやんちゃする孫悟空のように育ってきたのです。
しかし学園に入職し担任を持ち、様々なご家庭の姿を垣間見る中で、『あれ?そんなこともして貰えるの?』『そんなことに気付いて貰えるんだ』、と違いを知ることとなります。
また、母と娘としての小さな衝突は星の数ほどでしたが、大きな衝突は2回。小学校6年の冬と、28歳頃です。特に28歳頃の衝突では、『家庭と仕事が同じくらい大切だと言っている時点で、既に家庭は後回しでないのか。。。』と言い放った私は、なんとも酷い人間です。
以上の過去の出来事は、現在の私を形成するに当たって大きな要因となっております。先代の私に対する接し方のお陰で、自称幼児教育中毒であり、尚且つ幼稚園を経営するという事が天命であると自覚するようになりましたし、また、未だ独身でいることは酷いことを言い放った至らない自分は一足の草鞋を踏みしめ歩むことが性に合っていると思うからでもあります。もしかすると、現在の私の過ごし方が良ければ、未来に何足もの草鞋を履ける日がやってくるのかもしれません。
筑水学園は、先代が当時働いていた幼稚園で子ども達と遊ぶ姿を見た初代が、『この子に輝ける場を!』と創立致しました。わたくしも、この創業の理念を受け継ぎ、保護者の皆様を始めご家族様に、お子様の輝く姿を、そして未来にはばたく姿を目にして頂けるよう環境を整えていこうと考えております。
皆様の私に対する印象を損なっていないものか少々不安ではありますが、少しでも興味を持って頂きましたら、いつでもお声掛け下さい。もっとざっくばらんなお話や楽しかった思い出もありますので(笑)
※紙幅の関係上、本の紹介は割愛させて頂きます。
とっても若かりし頃の私。。。ひまわりのようにに燦々と輝きたいですね~
理事長・南ヶ丘第二幼稚園園長
梅﨑佐和
★母の育児日記★
先日姉から1冊の大学ノートを受け取りました。表紙には「かつよの育児日記」と書いてあり、亡き母が私の成長を記録していたものでした。なぜ今??私に伝えたい事でも??ページをめくる度に笑いと涙💦💦 その内容の一部を紹介しますね。(ちょっとだけお付き合いくださいませ(笑))
*出産時、まだ体が全部出ない中に産声を上げ、医師よりまだ早いと言われる。
*心配したがやっと1歳3か月で立つようになる。
*元気が良く「ベビーギャング」とあだ名をつけられる。
*お姉ちゃんの幼稚園の運動会旗とりで、不安になり私(母)の手をギュッと握って離さない。始まると転げる様に走っていった。
*男の子に間違われる。
*夜中に高熱を出し小児科に駆け込む。
もちろん私の記憶にはありませんが、タイムスリップしたかのように光景が目に浮かびます(笑)読めば読むほど沢山の愛情を貰っていたことがわかり、感動の一言です。私は育児日記を付けておらず💦💦今からでも間に合うかな?息子に思い出話でもしてみようと思います(笑)
子どもの成長は、家族に沢山の幸せを運んでくれますね。それぞれのご家族のそれぞれの思い出。保護者の皆様の幼少期はいかがでしたか?夏休みにご実家で聞かれてみてはいかがでしょうか? これからもご家族で素敵な思い出と大切な時間をお過ごしください。
さてさて・・・育児日記の続きはまだまだ・・・気になる方はお声掛けください。ご紹介しますよ(笑)
南ヶ丘幼稚園園長 今本香津代
南ヶ丘幼稚園の卒園児である競歩選手の勝木隼人さんが“東京2020オリンピック”に出場決定‼ 嬉しいお知らせが届きました。今は現地(北海道)で調整とともに日々練習を頑張っているそうです。ちくすいっ子の活躍をみんなで応援しましょう。どうぞ良い結果が出ますように…。
今年度、初めての参観(オープンルームデイ)お子様の園での成長した姿をご覧いただけたことと思います。参観後は「ちゃんと座っていますね!」「ちゃんとお話出来ていますね!」と嬉しそうに話して下さいました。私は保護者の皆様方とお会いしてお話できたことが何より嬉しかったです。今後もコロナ感染状況を見ながら計画出来たらいいなと思っています。
4月からそら組にウランプリー・イマドアセン君(ご両親ともにインドの方)が入園されています。当初は言葉も通じず身振り手振りで伝えていましたが、今では日本語も上手になり、お互いに気持ちが理解できるようになってきています。他言語を私たちが習得することはとても難しいですが、イマド君の成長は凄いですよ。お母様も日本に慣れ親しもうといろいろと勉強されています。なかなかお会いする機会が無いかと思いますが、見かけられたら声をかけてお友達になってあげて下さいね。国際交流のチャンスです!
皆様のご協力により一学期も無事に終わろうとしています。感謝申し上げます。楽しい夏休みが迎えられるように今一度気を付けて過ごしましょう。
月の浦幼稚園園長 早瀬 輝充子